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ピラティス資格のPMA加盟団体とは?PMAについて徹底解説

公開日2024.10.4

ピラティスインストラクターとして活躍したい方は、PMA加盟団体の資格取得が大変有益です。国際的に通用する指導力、資格を得たい方、最新の知識を学びたい方、情報交換や交流を求める方に最適です。本記事では、PMA加盟のおすすめ資格7選と、その取得メリットをご紹介します。

ピラティスPMA加盟団体の概要を詳しく解説

ピラティスインストラクター
PMA加盟の団体が必ずしもいいとは限りません。PMAの加盟状況は更新制で、有名な団体でも加盟していないことがあります。2000年頃までは「PMA加盟団体」がおすすめとされていましたが、近年は加盟団体が増え、必ずしもそうとは言えません。PMA加盟の有無は参考の一つとして考え、他の要素も合わせて検討することが大切だと思います。この解説では、おすすめのPMA加盟または加盟経験のある「国際的に通用するレベル」の団体をご紹介します。

ピラティスPMA加盟団体で資格を取得するメリット

ピラティスインストラクター
PMA加盟団体で資格を取得すると、世界中のネットワークが大きなメリットです。そして質の高い教育とサポートが受けることができます。詳しく解説しますね。

PMA加盟資格の魅力とその活用方法

ピラティスPMA加盟団体で資格を取得すると、国際的に認められる資格が得られますので、海外でピラティスキャリアを積みたい方は必須ですね。現地でライセンスセンターがあるか確認すると、フォローアップも受けやすくなります。また、国内の有名なスポーツクラブやピラティススタジオでの就職にも有利で、信頼性が高まります。

グローバルネットワークで最新情報を手に入れる

PMA加盟団体は、グローバルなネットワークを持つため、最新の情報にアクセスすることができます。例えば、海外で活躍するピラティスインストラクターが日本でワークショップを開催したり、SNSや独自のネットワークを通じて情報交換が可能です。国際的なネットワークを活用することで、常に最新の知識を学び、業界のトレンドをキャッチできます。

高いインストラクターのレベル

PMA加盟団体のインストラクターが質が高いのは、PMAが厳しい基準のトレーニングプログラムを設けているからです。他の団体より認定資格の取得が難しいですが、解剖学や生理学、指導技術をしっかり学べます。また、資格には更新制度があり、定期的に知識と技術をアップデートする必要があります。トレーニングプログラムと継続教育で優れた指導を提供するインストラクターを育てています。

ピラティスPMA加盟の資格を取得するときのポイント

ピラティスインストラクター
たくさんある団体のなかから、どのような団体を選んだらよいか、ポイントを解説します。

ピラティス団体選びに大切なこと

"ピラティスにはさまざまな種類があります。自分に合ったピラティスをイメージすることが大切ですが、団体選びの際には「コンプリヘンシブ資格」を発行している団体を選ぶと良いでしょう。これは、マットからマシンまでメソッドの整合性があり、メソッドが確立されていると思うからです。 以下に、主要なピラティスの種類とその特徴をご紹介します。 マットピラティス マットを敷いて行うエクササイズです。基本的な動きから始められ、場所を選ばずどこでもレッスンできます。オンライン指導にも対応しているのが魅力です。 マシンピラティス 専用のマシン(リフォーマーなど)を使って行います。サポートと抵抗を得ながら柔軟性と体幹を強化できるため、最近非常に注目されています。 コンプリヘンシブ マットピラティスとすべてのピラティスマシンを組み合わせたプログラムを提供できる資格です。幅広いクライアントに対応可能で、トレーニングの選択肢が豊富です。 自分の目標に合わせてピラティス資格の種類を選び、質の高いトレーニングを受けるために、コンプリヘンシブ資格を持つ団体を検討してみてください。"

資格取得の手段で選ぶ

PMA加盟資格は通学講座とオンライン講座の2つの方法で取得できます。通学講座では、直接講師から指導を受けることで、タクタイル(クライアントの動きを修正する技術)などの繊細な動きを学べ、実践的なスキルを効率的に身につけられます。 ・通学講座:直接講師から指導を受けることで、実践的なスキルを効率的に身につけられます。 ・オンライン講座:自分のペースで学習でき、時間や場所に縛られずに柔軟に学べます。 どちらの方法でも授業内容は同じで、オンラインでも充実した講義を受けることができます。

ピラティス団体の特徴と選び方

ピラティス団体には特徴があります。得意分野、力を入れている分野があります。 大きく分けると、だいたいこんな感じで分けられる感じでしょうか。 ・ダンサー向け:怪我防止や可動域、柔軟性向上など リハビリ:リハビリテーションに焦点 アスリート向け:パフォーマンス向上 クラシカル:伝統的なピラティスメソッドを重視 ただし、学ぶ「ピラティスの基本」はどの団体も共通しています。団体の特徴を理解するのは、ピラティスに対する理解が深まってからで大丈夫です(最初は違いがわからないと思うので)。最初は選ぶ団体の特徴をざっくりと知っておくくらいで十分です。

就職サポートがあるかで選ぶ

資格取得後に就職を希望する場合、就職サポートがあるスクールを選ぶと良いでしょう。こうしたスクールでは、提携スタジオの紹介などのサポートを受けられる可能性があります。また、高いレベルの認定資格を目指すと、さらに良いチャンスが広がるので頑張りましょう。資格取得後のサポート体制も確認しておくとよいですね。

ピラティスPMA加盟資格のおすすめ7選

ピラティスマシン
ピラティスの資格取得におすすめの団体を5つご紹介します。これらはすべて、国内で信頼されている団体であり、自信を持ってお仕事を探せますよ。そして国際的にも通用する資格を発行しています。「国際資格でなくてもいい」と思う方もいるかもしれませんが、ピラティスの基礎を学ぶためには、これらの団体の一つで学ぶ環境を整えることをおすすめします。この5つの団体から選べば、間違いないですよ!

Balanced Body

1976年にアメリカで設立され、ピラティスマシンの製造と教育プログラムを提供しています。創業者ケンのビジョンは、ピラティスをより多くの人に届けることでした。革新的なマシン開発で知られ、リフォーマーやキャデラックなどのマシンを世界中のスタジオに提供。ピラティスのノウハウを持つBalancedbodyの教育プログラムでは、クライアントに合わせたバリエーション豊かなエクササイズと実践的指導力を養うことに力を入れています。

BASIピラティス

1989年ラエル・イサコウィッツによって設立。BASIピラティス(Body Arts and Science International)の特徴はその名前の通りBody Arts・"ムーブメント(動き)の美しさ"です。最新の科学的な根拠に基づくピラティスメソッドと伝統的なピラティスを融合し、ダンスやスポーツパフォーマンスの向上を目指すアプローチを提供しています。国際的な認知度も高いです。

POLESTARピラティス

1992年に理学療法士のブレント・アンダーソン氏によって設立されました。リハビリや体の機能回復を重視したアプローチを取っており、ピラティスのエクササイズを医療の現場で活用できるような教育プログラムを提供しています。そのため、理学療法士や病院勤務の専門家が多く学んでいる団体ですが、一般の方も多く参加しています。特にリハビリ向けのピラティスを学びたい方におすすめの団体です。

Peakピラティス

1996年に設立され、クラシカルピラティスの伝統を守りながらも現代的なアプローチを取り入れたメソッドの教育プログラムを提供しています。教育プログラムと共に、ピラティスマシンの製造もおこなっており、リフォーマーの開発で知られています。Peakピラティスのトレーニングプログラムは、初級から上級まで幅広いレベルに対応し、解剖学と安全なエクササイズ指導に重点を置いたカリキュラムが特徴です。

STOTTピラティス

1998年にカナダで、モイラ・メリットユーによって創設されました。日本では特に関西を中心に広く展開しています。STOTTピラティスのカリキュラムは、現代の運動科学とリハビリの原則を融合したメソッドが特徴です。従来のピラティスに、脊柱のニュートラルポジションと肩甲骨の安定を取り入れ、リハビリテーションからフィットネスまで幅広く対応する安全で効果的なエクササイズを提供しています。

PMA加盟のピラティス資格を取得してみよう!

ピラティスインストラクター

ピラティスをきちんと学びたいなら、国際資格を発行するPMA加盟のピラティス団体の資格取得を目指してみましょう。ご紹介した団体以外にも優れた団体はたくさんありますが、日本で定期的に資格コースを行っている団体を紹介しました。この中の団体で迷ったら、スケジュールや開催場所で選ぶとよいでしょう。世界で認められる教育プログラムを学んで、基礎から応用まで、マットからマシンまで、リハビリから腰痛改善、パフォーマンス向上など幅広く、しっかりと学ぶことができますよ!ぜひチャレンジしてみてください。

この記事を書いたのは…

  • 奥畑 奈美

    Writer

    奥畑 奈美

    ピラティスインストラクターになるには年齢は関係ありません。50代以上でも活躍しているインストラクターは多くいらっしゃいますので安心してください!ピラティスは年齢に応じたプログラムが豊富で、どの年代のインストラクターのニーズもあります。また、ピラティスは一生学び続ける楽しさがあり、健康維持にも役立つため、年齢を重ねても続けられる仕事です。「いまからピラティスインストラクターを目指せる?」という不安が解消されて、新しい一歩を踏み出せればうれしく思います。