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マシンピラティス資格はどこがいい?おすすめ講座5選と選び方

公開日2024.10.3

近年、日本国内ではピラティスの第3次ブームが到来しており、特にマシンピラティスが大人気です。このブームに伴い、マシンピラティスのインストラクターを目指す方も急増しています。しかし、インストラクターとして活躍するためには、資格取得が必須です。しかし、どこで資格を取得すればよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、マシンピラティス資格はどこがいいのか、選び方やおすすめのスクールを紹介します。

マシンピラティスの資格とは

ピラティスインストラクター
マシンピラティス資格は、運動が苦手な方やシニアエイジまで様々なクライアントに対応できる指導スキルが求められます。リフォーマーなどのマシンの扱い方やパーソナルレッスンで対応できるような解剖学も求められるため、試験の難易度も高めですマットピラティス資格は、基礎技術を学び、設備投資が不要で始めやすいのが特徴です。マットピラティスはピラティスエクササイズの基礎を習得し、基礎解剖とグループレッスン指導を習得することが中心で、マシンピラティスと比較すると難易度は低いです。

マシンピラティス資格はどこがいい?事前に知っておくべきこと

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たくさんあるマシンピラティスの資格スクール、悩みますよね?どこの資格スクールがよいかを解説します。
  • 基本のマットピラティス習得後に学ぶのがおすすめ

    "多くの養成コースでは、マット資格とマシン(リフォーマー)資格コースがあります。最近、リフォーマー資格を希望する方が増えており、「マット資格を取得してからでないとリフォーマーに進めないのか?」という質問も多く寄せられています。 おすすめの順序は、まずマット資格を取得してからリフォーマー資格に進むことです。マットで学んだエクササイズをリフォーマーで行うため、マットエクササイズの応用編ですね。リフォーマー資格コースでは、マットエクササイズの基礎を理解している前提で講義が進むため、マット資格をきちんと学ぶことをおすすめします。ざっくりいうと、マットコースは「クライアント×エクササイズ」、マシンコースでは、「マシン×クライアント×エクササイズ」、マシンの使い方を学ぶだけではなく、考え方も学ぶので、いちいちエクササイズの復習は行わないと思って方がいいでしょう。 ただし、早くリフォーマー資格を取得したい方もいるでしょう。その場合、マット資格を勉強しながらリフォーマー資格コースに進むことができるスクールもあります。早くリフォーマー資格を取得したい方は、こうしたスクールを調べてみると良いでしょう。"

    マシンピラティス資格の相場は他の資格と比べると高い

    マシンピラティス資格の取得費用は、マットピラティス資格と比べて高い傾向にあります。これは、リフォーマーやキャデラックなどの専用マシンを使用するため、設備投資やメンテナンスコストが高いことが一因です。また、マシンピラティスの指導には高い技術と知識が求められるため、授業内容も非常に充実しています。その分、受講者は質の高い教育を受けることができ、費用も上がるのです。高い費用に見合った専門的なスキルを身につけることができるため、リフォーマーレッスンやプライベートレッスンなど、キャリアの幅が広がりますので十分な投資となるでしょう。

    メインとなるマシン「リフォーマー」を理解

    元々はジョセフ・ピラティス氏が負傷兵のリハビリのためにベッドを改造して作った「リフォーマー」は、身体を「リフォーム」するためのピラティス専用マシンです。その見た目も効果も劇的で、エクササイズやトレーニング、ケガのリハビリにも使われています。リフォーマーでは、寝転んだり、座ったり、立ったり、ストラップを手や脚で引いたり、フットバーを押したりと、様々なエクササイズが可能です。

マシンピラティスの資格を選ぶときのポイント

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近年、ピラティスインストラクター資格の注目度が高まっています。ピラティススタジオの増加や、有名人のピラティス動画がSNSで話題になり、資格取得を目指す人が増えています。しかし、インターネットで調べると多くの種類があり、どれを選べばよいか迷うことも。今回は、ピラティスの資格について、その種類や選び方を解説します。

マシンの種類をチェックする

ピラティスマシンはたくさんありますが、主にリフォーマー、トラピーズテーブル(キャデラック)、チェア、バレルの4種類があります。どの資格を取るか迷ったら、まずはリフォーマーがオススメです。リフォーマーはマシンの中でも最も指導しやすく、多くのスタジオで導入されています。最近のピラティスインストラクターの求人でも、マット資格だけよりリフォーマー資格を条件とするものが多いです。マットの次はリフォーマーという流れが一般的で、更にトラピーズテーブル(キャデラック)・チェア・バレルの資格取得もできると、パーソナルレッスンなどで活躍できるでしょう。

認定の種類をチェックする

PMA(Pilates Method Alliance)に加盟している団体とそうでない団体があります。なるべくPMAに加盟している団体を選ぶと良いでしょう。その理由は、① グローバルに通用する資格であること、② 資格プログラムが優れていること(国際資格)。 ただし、ここ2~3年でPMA加盟団体が急増し、PMAに加盟している条件だけでは十分ではなくなりました。「世界で通用する団体を選ぶこと」が重要です。世界で通用する、、、となるとマシンが必須ですので、マット資格とマシン資格を発行しているスクールを選ぶのが良いでしょう。マットエクササイズからマシンエクササイズまで整合性があり、メソッドが確立されていますのでしっかりしたスキルを身につけることができます。

講師をチェックする

どれだけ資格が優れていても、講師の質が高くないと、混乱したり分からないまま進めざる得ない状況になったりします。国際的なPMA認定の資格スクールの講師なら、厳しい基準をクリアしているため、安心して講座を受けられるでしょう。資格スクールのなかでは、講師になるために本部(主にアメリカ)で数週間のトレーニングを受けることもあります。資格スクール選びの際、講師も気になるところですが、あくまで参考程度に考えておくとよいでしょう。

マットとリフォーマー(マシン)を同時並行で受講できるか確認する

まだマットピラティスを学んでいない方は、マットとリフォーマー(マシン)を同時に学べるプログラムがあるかをチェックしましょう。基本的にはマットコースの後にリフォーマーコース、がおすすめです。ただ、急いでリフォーマーの資格が必要な方もいらっしゃるかと思います。そんな方には、マットとマシンを同時に学ぶことをおすすめします。マットをやらずにリフォーマーを学ぶのではなく、マットで基本のエクササイズを学びながら、リフォーマーも同時に学ぶ。基本を押さえつつ早めにマシン資格を取得することがよいでしょう。

マシンピラティスインストラクター資格を取るメリット

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マシンピラティス資格を悩んでいる方には、数あるマシンの中でもリフォーマーは取得することをおすすめします。詳しく解説します。

大手スタジオに就職できる可能性が上がる

ピラティスインストラクターとして就職や転職を考える方には、資格取得が大きな武器になります。実際に採用条件に「リフォーマー(マシン)資格」を必須とされているスタジオも増えてきました。マシン資格があると、リフォーマーのクラスやパーソナルなど、仕事の幅も広がりますので、キャリアアップのチャンスも増えるでしょう。

マシンを適切に扱える質の高いインストラクターになれる

マシンピラティスの資格を持たず、マットのみの資格を持つインストラクターも多いです。もしマシン資格を迷っているなら、数あるマシンの中から、まずはリフォーマーだけでも学ぶことをおすすめします。リフォーマーを学ぶことで、マットエクササイズの理解が深まるので、マットエクササイズの指導力も向上します。リフォーマーで手ごたえを感じたら、他のマシンにも挑戦してみる、という気楽な気持ちでいたらいいと思います。

開業時に提供できる講座の種類を増やせる

近年、ピラティスと言えば「リフォーマー」などのマシンを使ったピラティスを思い浮かべる方が増えています。そのため、マットピラティスだけを提供するスタジオでは、初心者の方には少し物足りなく感じられるかもしれません。特に、体の動かし方にまだ自信がない初心者にとって、マシンピラティスは大きな助けになり、安全で効果的な動きを学べるのでぜひ取り入れたいですね。また、マシンピラティスを取り入れることで、クライアントにさまざまな動きやエクササイズを取り入れることができるため、セッションにバリエーションが生まれ、新しい発見が毎回ある、飽きないセッションが提供できます。そして、クライアントが固定化していくことができるでしょう。

講師の質をチェック

講師は、その団体で選ばれたインストラクターが担当するため、安心して受講してください。あえて言うなら、講師が多く所属する団体がいいかなと思います。講師同士のコミュニケーションや情報共有が活発で、スキルアップの機会が豊富だからです。常に指導力を高めるための交流や勉強会が行われているので、最新情報を取り入れつつ、質の高い指導を受けられるので、安心して学べます。

マシンピラティス資格はどこがいい?おすすめの講座を紹介

ピラティスマシン
ピラティスインストラクターを目指す方は、いろいろ調べ始めるとたくさん資格の種類があることに気づき、どの資格を選ぶべきか悩んでしまうでしょう。ピラティスには国家資格ではなく、民間資格のため実際には多くのスクールがあります。ネットで調べるとわからなくなりますよね。。ここでは、自信を持って推奨できる2種類の資格をご紹介しますので、取得を考える際の参考にしていただければ幸いです。

Balanced Body

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Balancedbody
特徴 「ムーブメント・プリンシプル(動きの原則)」は、Balanced Bodyの基礎を成す重要な概念です。初心者でも無理なく学べる内容で、ベテランインストラクターにとっては基礎を再確認し、新たなアプローチを学ぶ絶好の機会となります。また、ピラティスの豊富なエクササイズバリエーションを学べられれるのも大きな魅力です。
費用 マットコース:35万円、リフォーマーコース:30万円、コンプリヘンシブ93万円(2024年8月時点)
難易度 授業後には課題があり、これをこなすことでスキルを向上させられます。マットピラティスの資格取得を目指す場合、通常6~8ヶ月程度を目安に計画を立てるとよいでしょう。コンプリヘンシブ資格の場合は、2年ほどかかることを念頭に置いて計画を立てることをおすすめします。
講座 スタジオで対面参加型のコースはもちろん、リフォーマー(マシン)コースのオンラインもあります。

basi

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basi
特徴 「フロー」と呼ばれる流れるような進行が特徴のレッスンに加え、「ブロックシステム」というフォーマットが採用されており、初心者でも安心してレッスンデビューができます。さらに、マットとすべてのマシンを同時に学べる点も、このプログラムの特徴です。
費用 マットコース:35万円、コンプリヘンシブ(ファンデーション55万円、グラデュエイト44万円)99万円(2024年8月時点)
難易度 Basi養成コースは、ムーブメント(動き)の指導力が身に付きます。早い方でマット資格は4か月で取得する方もいらっしゃいますが、半年程度を目安にするとよいでしょう。コンプリヘンシブ資格の場合は、早い方で1年半、平均して2年が目安です。
講座 スタジオ対面参加型・地方を中心にサテライト参加型も展開しています。

マシンピラティス資格はどこがいいか見極めて受講しよう

ピラティスインストラクター
マシンピラティス資格を選ぶ際は、学べるマシンの種類や学べるレベル(国際的な資格かどうか?)を確認して、質の高いインストラクターを目指しましょう。安いから、簡単に取れそうだから、ということで団体を選ぶと、あとで学びなおしが必要になるといった方もたくさんいらっしゃいます。大変かもしれませんが、学ぶ過程を楽しみ、しっかりとした団体で学ぶことをおすすめします。

この記事を書いたのは…

  • 奥畑 奈美

    Writer

    奥畑 奈美

    ピラティスインストラクターになるには年齢は関係ありません。50代以上でも活躍しているインストラクターは多くいらっしゃいますので安心してください!ピラティスは年齢に応じたプログラムが豊富で、どの年代のインストラクターのニーズもあります。また、ピラティスは一生学び続ける楽しさがあり、健康維持にも役立つため、年齢を重ねても続けられる仕事です。「いまからピラティスインストラクターを目指せる?」という不安が解消されて、新しい一歩を踏み出せればうれしく思います。